[YASHICA ELECTRO 35CC] 昭和レトロなフィルムカメラです。 ○YASHICA ELECTRO 35CCについて○ YASHICA ELECTRO 35CCは1970年に発売されたフィルムカメラです。 ヤシカは1949年創業の日本のカメラメーカーで昭和30年代には国内販売・輸出共に首位に立っていた人気メーカーでした。 1966年に発売されたエレクトロシリーズは世界初の電子制御式35mmカメラで、電池電源をこれまでになく積極的に活用したことによる絞り優先オート撮影および大口径レンズの導入によって、暗い所の撮影が困難で壊れやすいとされていた大衆向け自動露出制御カメラのイメージを一新し、最終機種(1975年)までのシリーズ累計販売台数は世界で約500万台に達するベストセラー機となりました。 1970年12月に発売されたエレクトロ35CCは、「ろうそく1本の明かりで撮れる!」というキャッチコピーでヒットしました。 大口径広角レンズ「COLOR-YASHINON DX 35mmF1.8」が搭載され絞り優先オートでの撮影が可能な電子シャッター内蔵で、同時にボディもふたまわりほど小型化されてブラックカラーのみで発売されました。 ○特徴○ ・レトロでかわいい外観!!! ・絞り優先オート撮影が出来る。 ・フィルムは普通のフィルム(35mmフィルム)を使用します。 ・ピント合わせは、二重像合致式 |
[基本情報] 製品名:YASHICA ELECTRO 35CC 発売年:1970年 レンズ:35mm F1.8 シャッタースピード: 8~1/250秒 露出測光: CDS測光による絞り優先オート 電源: エバレディNO.544×1(代替電池 4LR44) ピント:二重像合致式 重量: 550g |
このカメラには単焦点レンズ35mm F1.8が付いています。
CDS測光による絞り優先オートと相まって、かなり暗い場所でも撮影可能です。
暗めの被写体では暗部の描写力がすばらしく、コンパクトカメラとは思えないほどすばらしい描写をしますが、かなり明るい場所ではシャッタースピードが1/250秒までしかないためか露出オーバーぎみの描写になる傾向があります。
また、逆光での撮影ではフレアーやゴーストが出やすく、デジタルカメラでは実現できない、味のある色味の写真を撮ることが可能です。