オールドコンデジ・オールドデジカメの選び方
鮮明ではない、それがいい |
最近はスマートフォンで写真を撮るのが一般的ですが、「オールドコンデジ」と呼ばれる古いカメラで撮影する写真は、あたたかみのある光の具合でレトロ感があり、スマートフォンや最新のデジタルカメラでは撮れない魅力があります。 また、動画もとってもレトロ感のある動画が撮れます。 どんなカメラが「オールドコンデジ」なのか? これは正確な定義はないのですが、個人的には下記のようなカメラが「オールドコンデジ」だと思います。 ・2000年代に発売されたコンパクトデジタルカメラ ・CCDセンサーを使っている |
撮り方のコツは・・・ |
「オールドコンデジ」の使い方はとても簡単です。 電源オン→シャッターを切る、これだけです。 でも、少しだけコツをつかむとよりエモい写真が撮れちゃいます。 まず「オールドコンデジ」は暗い場所は苦手です。なるべく明るい場所で撮影しましょう。晴れた日の屋外がベストです。夕暮れの屋外や明るい室内だとフラッシュが発光してしまいます。(それもまた味わい深い写真が撮れますが) また、「オールドコンデジ」はだいたいの機種がオートフォーカスが遅いですし、シャッターを押してから実際に写真が撮れるまでに時間差があります(と言っても0.5秒くらいですが)。 スマホみたいにすぐにシャッターが切れないので、「オールドコンデジ」で写真を撮る時は、ゆっくりシャッターボタンを押すようにしましょう。 そして最後にもっとも重要な事、それは「オールドコンデジ」は真ん中にしかピントが合いません。これは機種にもよりますし、端っこにピントを合わせる方法もある機種もあるのですが、「オールドコンデジ」の液晶はタッチパネルではありませんのでピント位置を端っこに動かすのも大変です。 最初はとにかくピントを合わせたい場所を画面の中央に持ってきたほうが無難です。 慣れてきたらフォーカスロックとか、フォーカスポイントの移動をやってみましょう。 |
記録メディアに注意 |
「オールドコンデジ」を選ぶ場合、どんな種類の記録メディアを使うかに注意しましょう。 2000年代のコンデジは実に多様な記録メディアを使っていました。 ざっと上げますと・・・・・ ・xDピクチャーカード ・メモリースティック ・メモリースティックDuo ・コンパクトフラッシュカード(CFカード) ・SDカード こんなにたくさんの種類があります。 今、使うのでしたらばSDカードが使えるカメラを選びましょう。 ただしSDカードもいろいろな種類があるので注意が必要です。 SDカードは時代によって規格が追加されていきました。 当初のSDカードは最大2GBという制限があり、06年に新たに32GBまで対応するSDHCという規格が現れ、さらに32Gより大きな容量に対応したSDXCカードも出てきたんです。 2000年代初頭の「オールドコンデジ」は、2GB以下、カメラによっては512mget以下の低容量のSDカードしか認識しないカメラもありますので注意しましょう。 |
電源にも気を付けましょう |
当時の「オールドコンデジ」の電源は大ざっぱに言って2種類です。汎用電池を使うものと専用のリチウムイオンバッテリーを使うものです。 汎用電池を使うものは単三電池か単四電池を使います。 どこでも入手できますので使い勝手がいいですね。 でも使ってみると意外と電池の減りが早かったりします。 専用のリチウムイオンバッテリー使うタイプのカメラは、現代のデジタルカメラと同じ方式です。必ず充電器が付属していることをチェックしましょう。 また、リチウムイオンバッテリーは劣化している場合が多いですので、新品バッテリーが入手できるかどうかもチェックしてください。 ※新品バッテリーのチェック方法 アマゾンで「機種名 バッテリー」と検索します。 |
どうやって買ったらいい? |
「オールドコンデジ」はネットでしたらば個人取引サイトであるヤフーオークションやメルカリでも買えますし、ネットショップでも販売されています。実店舗ですと中古カメラ店やリサイクルショップでも販売されています。 ネットで買う場合は、個人取引サイトですとたいていの場合「作動未確認」とか「電源が入る事だけ確認済」などと書かれていて、「ノークレーム・ノーリターン」と書かれていますと届いてから動かなかった場合でも返品できませんので、あまりおススメできません。 ネットショップで買う場合は専門店で買うほうがいいと思います。 実店舗で買う場合は、必ずお店でご自分で作動確認してから、記録メディアの種類を確認し、バッテリー・充電が付属しているかどうか確認してから買ってください。 |
画像の取り込み方 |
最後に「オールドコンデジ」で撮影した画像を取り込む方法をご紹介します。 まず、カードリーダーを用意します。 カードリーダーが用意できたら、PCにつないでもいいですし、USB変換ケーブルを使ってスマートフォンに直結して吸い上げる事も出来ます。その方が撮った写真をすぐにシェアできて便利ですね。 |
気軽に楽しめる「オールドコンデジ」の世界をぜひ体験してみてください。 |